2015年08月24日
アイコンタクトと触れること・・五感を使っていく大切さ
今日も暑いね・・・・と思いながら
お片づけ~~お片づけ~~
そんな時こんなことがおきました。
お婆ちゃんと朝市に出掛けて帰った主人が何か話しています。
主人 : 「・・・・・・・・・・・・だよね。」
わたし : ??
主人 : 「だろう?」
わたし : 「ごめん聞こえないよ。」
「下を向いていたり、テレビのほうを向いて話していたら全く聞こえないんだ。」
「特に、この頃疲れていて左耳が上手く聞こえないのよ。」
「前にも言ったことがあるんだけど・・・こっちを向いて声を掛けてくれないかな?」
主人 : だまって・・・(少し不機嫌そうに)外に行ってしまいました。
私の家は対面式キッチンではありません。
そしてキッチンの左後方に入口があるのです。
つまり
彼は一番私の聞きにくい方向から
しかも、私の向いている向きと反対のテレビに向かって、テレビの事を私に話しています。
お互いに意地悪をしているのでもなく、生活の中で何気なくやっている事ですが、
年齢を重ねて行く事で耳の聞こえが悪くなったり、
目がはっきりしなくなっていくと、コミュニケーションがうまく取れなくなっていくのを感じます。
普段からお互いが向き合って話したり、触れ合ってコミュニケーションを取ることが
普通になっていると年をとっても上手くいくのではないかな?
と感じた場面でした。
先日Eテレで、聴覚障害の男性と視覚障害の女性のご夫婦のアスリートのお話しを
拝見する機会がありました。
その中で印象に残ったお話がありました。
彼と彼女はアスリート同士で知り合い
彼女が手話を学びたいと言ったことがきっかけで御縁があって
仲良くなり、ご結婚されたのだそうです。
今は一人息子さんがすくすく育って、お二人のお手伝いもしていました。
現在コミュニケーションは彼女が手話を使って話し、彼は口頭で話をして彼女は耳を使い聞いて会話をされていました。
必ず向き合って話をされているんですね。
お子さんも手話を使いながらパパとママにお話ししていました。
アナウンサー : どうやって手話を彼女に教えたのですか?
旦那様 : 彼女の手を取って、こんな形にするのが こんにちは、だよとか教えました。
アナウンサー : 随分大変でしたね、時間もかかったのではありませんか?
奥様 : はい、 丁寧に教えてくれました。
アナウンサー : ではそんなふれあいから、恋心も芽生えたんですね。
異性が手を取って、触れるのはドキドキしますよね?
奥様 : いいえ、 私達視覚障害、聴覚障害の物は普段から触れてコミュニケーションを取る事が普通なので、
別段特別な感情はありませんでした。
でも、丁寧に教えようとする姿勢がとても良くわかったので、
頑張りやで、誠実な人なのだと理解出来ました。
このコメントに・・・・すごいな素敵だなと感じました。
私は目が見えます。ほとんど支障がなく声がきこえ育ってきました。
だから見えることが優先して物ごとの判断をするのです。
相手に合わせてのコミュニケーションはとても大切なんですね。
赤ちゃんは今全身の機能を使っています。
そして優先順位を決めて行く、使わなかったら、必要のない機能となってしまうかも?
五感をフルに使って子育てして、いいえ色々な人とコミュニケーションしなくっちゃね。
そう思ったしだいです。
Posted by やっほー at 19:48│Comments(0)
│生活のあれこれ
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